2010年11月09日

遮っているのは、何か。





体を疲れさせても頭を疲れさせても、アルコールを飲んでも小さな丸い固形物を飲んでも。
何をどうやっても眠れない期間が断続的ながらもしばらく続いて、自分としては特段珍しいことではないにしろ、正直ちょっと参りはじめていた10月末。

深呼吸して迎えた11月、一転して眠っても眠っても眠り足りない。
毎度ながらコントロールの利かない不可解サイクル。



1ヶ月くらい前のスタジオ煙草休憩中、メンバー大倉に思いつきでふと「まりかさんて睡眠障害なの?」って訊かれた。
この人だから許される質問だな、とつくづく思いながら、昔言われたけど今はどうかな、と答えた。
反応も実に彼らしく、「うわー、それまりかさんが言うとなんかかっこいいわー」て。
ね、こういう人。素で言っちゃう。しかも全然根拠がわからない。
彼のこうゆうところに助けられることがあるっていう意味が改めてわかる。
まぁそれで不眠が改善した訳じゃなさそうだけど。惜しいね、てのもまた。


これに前後して、[共感覚]は"障害"に分類されるのだという話を聞いた。
[共感覚]とは(私も聞いた話なので誤解していたら申し訳ないのだが)、簡単に言えば[1つの刺激に対して2つ以上の感覚が同時に働くこと]のようだ。
例えば1つの"音"という刺激に対して、一般的に働く[聴覚]と同時に[視覚]も働く、という現象が起こる。すると"音"は聴こえるものであると同時に色となって見えるものになるらしい。
私は初めてこれを知ったとき"才能"だと解釈し、すごい人たちがいるなぁと関心していた。
しかし実際その現象が起きる人たちにとっては、生活に支障をきたす"障害"なのだそうだ。

なるほど確かに、溢れる音が全て視界に入る色となって見えてしまったり何かしらの匂いとなって鼻をついてくれば、邪魔で仕方ないかもしれない。
しかもそれが他人から見て分かるものではないから、理解もされず苦しいのだろう。


じゃあ"才能"って何よ、とか小ざかしく考え始めてしまう。
他人と違うものをそう呼ぶのであれば、これも理解されず苦しむことであったりするんじゃないだろうか。
それを他人に納得させられる形で表せているものが、"才能"...?

まだ目に見えない自分の中のソレを伸ばすことを望む子が、自閉症という目に見えたソレを理由に拒まれる場面に立ち会ったことが何回かある。
あの子たちの中に確実にソレはあったし、彼らもソレをきっと分かっていた。
そのとき、ソレを"障害"として、もしくは"障害"の陰に隠して、潰している"才能"の存在を見た気がしていた。
お前は拾い上げたのかと訊かれれば、無責任にとりあえずの回避策を提案したに過ぎない、と答えるしかないくせに。


て、また随分と無計画な連想ゲーム・・・うるさいね、うるさいね。
こんな時間にこんなこと考えてたら、早くもまたあのサイクルが戻ってしまいそうだ。というより、予感が否めないがためのこんな行動。
切り上げよう。そして陥る前に飲んでしまおう。



しかしよく眠れる日はその弊害なのか、夢見がよろしくなかった。
よろしくない夢がリアリティに溢れて、益々よろしくない。
いや、眠れればやっぱり体は楽だし結構すぐに忘れちゃうから、大して気にしてはいないんだけどね。

でも、[春眠な訳じゃないし、冬眠するつもりじゃあるまいね]、なんてのはね。
やめて、ちょっとぞっとするから。


今の私はそんなんじゃないよ。
目を覚ますためにだけ、眠りたいの。









posted by アキラm at 03:13| Comment(2) | 無分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あ、ああ、ああ。
なんだか噛み締めるように読んでしまった。

O倉くんのとこは、また笑ってしまった。
あのずれたマスクが普通にそうなっているのを改めて納得するように。
いいねえ。なんか救われるってのもわかる気がする。

共感覚、最近私も知りました。
すごい!と思っちゃうけど、確かに苦しいことなのかもね。ううむ
あまり語れるほど知らないし言葉も持ってないけど、
それを障害ととるか才能ととるかは本人だったり他者の判断だったりで違ってくるのかな…
なんて、あ、うわ、まとまらない思考を綴ってしまった。

Posted by 尾根 at 2010年11月12日 18:55
こんなダメな日の文章までちゃんと読んで頂けていることがまずありがたいです(笑)。
恐縮です。

自分にないものを持っている人を見ると羨ましくなるのが周りの人間ってやつですが、
持っていることをはみ出していることだと思わせているのも周りの人間だったりするんじゃないかと。
どうも勝手な堂堂巡りが好きな性分です。
Posted by まりか at 2010年11月14日 03:55
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